リトルチャイナ西川口、なに思う。。

2024/08/13 更新

ナマステ～

いやぁ、夏も折り返しているようですが
本当に暑い。。
埼玉県の戸田市が実家の私です（汗汗汗）。

お盆休みの先日、実家に帰省し
一泊プチトリップで隣町の西川口へやってきました！
最近では「リトルチャイナ」と呼ばれ、町が変貌してから10年ほど(もっとかな)、訪れていませんでした。

私が小さかった頃（9歳くらい）までは、「戸田駅」もなく埼京線が走っていなかったので
今では埼京線沿線の人たちはみんな、「京浜東北線」を使っていました。
（大宮 ➝ 赤羽 ➝ 上野 ➝ 東京➝ 品川 ➝ 川崎 ➝ 横浜 ➝ 大船）

私もかつて
母とバスに乗り
雨の日も風の日も、暑い日も、寒い日も
駅についたらきっぷを買ってもらって
たくさんの人の波について行って
カチカチ鳴らす駅員さんにきっぷを切ってもらうのがセットで記憶に残っています。
（今では、バスの本数も、本当に本当に少なくなっていました。頻繁に来る電車で移動できますから）

さて、泊まる宿は　ゲストハウスながらも
すっごいきれいなホテルのようで安心です◎
大きくはないけれど大浴場がちゃんとあって
のんびりできます(*´∀｀*)。

「いい時間を過ごせるであろう」こればかりは譲れない思いですよね。

夜ご飯は
ベトナムのつけ麺「ブンチャー」

ちいさな肉団子のなかには、ハーブがいっぱい！
口の中が、一気にアジアに飛びました！
こりゃ、人気店なわけだ。

ベトナム（ハノイ）出身のかわいいおねぇさんが、対応してくれました。

見た目は、ラーメン屋。「ドラゴンラーメン」でもベトナム人が経営。
ベトナム麺もあるけど、メニューの主体が、味噌、醤油、豚骨ラーメンだったことが印象的。
周りにベトナム料理店も多いし
日本のラーメン出して日本人のサラリーマンさんなどに愛されているお店◎
レモングラスに感動！ごちそうさまでした(*´∀｀)◎

昼ごはんは
「羊肉専門店のガチ中華！」に行きたかったのですが、祝日により叶わなかったので
「ガチ気味のおいしい中華店！」を探す。

それにしても、すごい圧倒感のある外観ね。。（中華料理店、こうなりがち、あるある。）

「西川口本店」ということは
「ここ以外の支店をもってるであろう腕のあるおいしい店」と私の脳内で変換されてゆき、怯まず、中へ。 さぁ、ちょっぴり勇気を出して。

「イラサイマセー」

四川料理の「麻婆豆腐」は本当に痺れ旨かった！
「レバニラ炒め」も、ひと手間かけてのフワフワが伝わる！旨い！
「適当」でありがちな「たまごスープ」も、きくらげたっぷり、スルスル飲める優しい味。

・・中華料理って、食べた後の問題が生じることがありませんか？
化学調味料入れ過ぎで喉乾いたり、翌日に顔むくんだり
辛すぎて翌朝、おしり痛かったり
油っこくて、もたれたり。うむむむ。

今回、この食後のさらっとした、心地よさ◎
料理人さんの職人魂、届きました。ありがとうございます(*´∀｀*)！。

あると知ったら、行ってみたい！タイや中国のアジア食材店。
いいなぁ、国籍ミックス西川口！

店内、ごちゃんごちゃんに積み上がったダンボール。値札や商品名は書いてあったりなかったり。

わーい！宝さがしの時間です◎
束になったレモングラスが100円って！？
（迷わず買ってしまった。生ハーブでハンバーグ作りたい！）

会計してくれたおばぁちゃんは、笑顔のラオス人でした(*´∀｀)
「アツいネェ」「ホントウにアッツいネェ」
「ニホンに来て、40ネンヨ。イチドも帰ってイナイのヨ」
「アラソイ、無かったらニホンに来てイナイよ」
70歳くらいかなぁ。自分の御年の半分以上をニホンの国で暮らしているですね。

「ラオス、ルアンパバーン、のんびりしていていいよね！」と過去のラオス旅の話をしたら、嬉しそうにニコニコとても喜んでいました。
ゆったりとよい時間が流れています(*´∀｀*)。

レモングラス持ちながら、外の気温はおよそ37℃！！きゃーーーん。

欲した休憩場所(*´ｪ`*)

「黒糖タピオカミルクティー♡」

店内、キンキン冷えたエアコン世界。これよ、これ。
ギャルじゃないけど、飲ませてください。これよ、これ。

「甘くしないで！」って、言い忘れたけれど、ちょうどよかった。（ということは日本人の好みちゃんとわかってくれている。大感謝！）

タピオカスポポ、アジア気分も最高潮となる(*´ｪ`*)！！

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そこでしばし、吹き出していた汗が引いてゆくのを感じながら、考える。

アルフィー高見沢さんの出身地「蕨（わらび）駅」と
過去に違法のおねえちゃん風俗店が集まっていたエリア「西川口駅」

今、このあたり

国籍のないクルド人の方々（主にトルコから弾圧や抑圧を逃れ、親戚や知人を頼って来日した人たち）
➝ニホンに来て難民申請をしてもほぼ99％受け入れてもらえない実態 ➝ 期限が来ると家族がいても収容される ➝ コロナ後は、密を避けて仮釈放されてる ➝　出られたはいいがニホンの仕事は不法労働込みで「ほぼ危険度高い解体業」の仕事をしている。（大磯に暮らしていても、建物を壊す仕事をしている外国籍の方、みかけます。）

さらに
「違法風俗店」が一斉摘発された10年くらい前から、オネェちゃん店 ＆ あっせんのお店が軒並み消えた！➝無人のゴーストタウン化➝ 中国の方々が入り始める➝リトルチャイナタウン
という流れのようです。

一方「2020 住みやすい街ランキング1位」にも選ばれた
「川口駅」
ここにも、外国籍の人は多いけれど
自然の緑のバランスや、交通アクセスのしやすさ
多くの商業施設もあるので、日本人にも人気高い。

昔々は、「鋳物（いもの）」（金属、鉄など溶かして固めたもの。鍋など）で栄えた、川口。
「キューポラの町」として、有名だった町。

けれど、鋳物文化もプラスチックに変わり
人が減ったら、商店街が潰されてゆく
そこに、ピカピカのタワーマンションがにょきにょき立ち並ぶ。

これはもう、日本全国
これに近いストーリーがあてはまりますね。。

「かつて」と言われる、その「かつて」
良き思い出にしがみついてても、苦しくなるし
変わり進む全てに合わせてゆくにも、疲れてしまう。

いい時間を過ごすこと。
いい時間、ってなんだろう。

あのときのわたしにとっては、「タピオカすぽぽ」だった。

よく眠れた日の朝、もそうかもしれない。

Om shanti
meeee