預け荷物紛失事件！インド日記2017　

2017/04/10 更新

ナマステー

春の旅行シーズン◎　来月はゴールデンウィークとなりますね〜

と、ここで質問

旅人には最悪なシチュエーション「ロストバゲージ」というものにあったことはありますか？

今年のインド旅にて、初！！！

”預けた荷物が紛失してしまった”のです。

翌日にはちゃんと手元に戻りましたが、本当に起こるんですね〜。。汗

ニューデリーに到着した翌日、思ったより寒かったこともありLCC飛行機で南へ移動することを決めたのですが

・・「人の森」とも言われる、インド。

格安航空会社の空港はなかなか行きづらい所にあり、移動には異常な程の余裕を持って動くことはわかっていましたが・・・

この格安航空第４ターミナルへのルートは本当に、混んでいた！！！

もう、笑っちゃうほど混んでいたんです。

まるで、山超え谷超え

実体験版ロールプレイングゲームでした。

・・・・神様仏様、ごめんなさい。セッパ詰まりまくって私は何度も何度も「ズル込み」をしてしまいました。。

ちなみにニューデリーの国際空港へはメトロ一本で行けるので　格安航空第４ターミナルでなければ楽チンなんです。

ご安心を◎

ニューデリーの駅から、LCC空港近くの駅まで地下鉄で移動。

地下鉄駅に入るのに、荷物チェックのための長蛇の列！

切符を買うのも並び、どんどん時が過ぎてゆく・・。

 ドキドキ。間に合うのだろうか・・。

やっとこ着いた駅から空港へのシャトルバスは、ぎゅうぎゅう詰めぎゅうぎゅう詰めっ！！

通路もギャグ並みの狭さ。皆さん荷物と共に困惑疲弊気味。

なんてカオスなんだ。。ふりだし場所には戻りたくないし。

バスが走り出しても、亀のように遅く感じる。だってもう、出発１時間前なんです。

空港に着いた入り口での長蛇の列も「ものすごい困った外国人」のパワーでズル込み。

チケット見せてカウンターを聞いても「あんた間に合わないよ！急げ！」と怒られ・・　ウぅぅう

チケットとパスポートを我先！と差し出して　最後までズル込み合戦。もうヨガの心なんてぶっ飛んでいます。

本当にごめんなさい。けれどなんとかなんとか間に合って

乗り込むことができました！

インドの格安航空「インディーGo!!」

ホッとした〜〜〜◎

・・・・けれど

転がり込むように、荷物を預けたからか

到着空港に

・・・私の預けたバックパックはなかった(￣◇￣;)

「私の荷物がないんです・・」と航空券の半券を見せて力説開始！

知っていますか？「クレーム・タグ」

チェックインカウンターで荷物を預けた時、必ず搭乗券の裏にシールを貼られます。それが預けた証拠となるので、紛失したらアウトなのです。飛行機に乗って荷物を預ける際には、荷物受け取りまで絶対に無くさないでくださいね。

しかし家族数人で数個預けると、女性のチケットの裏に貼られることが多いのはなぜだろうか。

ものすごいインド訛りのお姉さん英語と格闘します！

爆裂！ヒンズー語発音の英語。（本当です、お姉さんごめんよ）

なんとか、「今のところ出発地に該当するものがあります」

と、職員から直接連絡を受けてちょっと安心することができたけれど、放心状態。

「明日、電話します」と、電話番号を聞かれ　中断となった。

お勉強しようと、本を３冊持ってきたのに。

ヨガマットも持ってきたのに。

砂漠のラジャスタン地方の町、ウダイプル。

とても素敵な町なのに、・・・荷物がない。

貴重品を入れた小さなバッグだけ。

着のみ着のまま、とはこういうことなんだな。

日記も書けない。持ってきた本もない。まだ到着して、２日目なんだよ〜。ありますようにありますように

と思いながら、仕方がないので、できることは昼寝◎

無いなら無いなりに　1泊ぐらいどうにかなるのだった。

夜は、冷え込むものの　ホテルスタッフが毛布を多めに貸してくれたり

あれこれ何もすることがないので、結構快適だったりもした。

人間の、日本人の、女性の、”最低限の荷物”ってどれくらいなんだろう。結構なくても大丈夫なんじゃなかろうか。

夜通し、雨

嵐のようだ。雷と停電。

それでも不思議とよく眠れた。

翌日

ヒンズー英語のお姉さんからの電話

もう顔の見えないヒンズー英語は、正直何もわからなくて

宿のスタッフお兄ちゃんに電話を渡して通訳してもらった。

「ある、らしい」と。

嵐の中、手ぶらで空港へ〜

空港って、厳重管理だから中には入れてくれないんですね。

雨、冷たい〜寒い〜。

荷物、きた〜◎！！！！！

よかったぁぁぁ。

 この航空会社のお兄さんは、流暢な英語を話してくれた。

消火栓の上で、受け取りサイン中。

兄さん半袖で、寒くないんすか？

私も、ジージャン&ジーンズなのに

インドのパンジャビという奇怪さでは、負けていない。

届いた荷物には、「ASAP」

as soon as possible の　「できるだけ早く」の文字。

がんばってくれた、のだろう。

ウサギさんマーク笑

インドでも昔話あるのか？ウサギとカメ。ウサギ早いもんね。

・・どうやら　届かなかった原因としては

リチウムバッテリーの入っている I pad　を入れていたからか

飲み水のペットボトル２本があったからか

と、ヒンズー英語のお姉さんは言っていたのだが

・・・私は

ものすごいギリギリにチェックインしたから、ただ乗せ忘れたんじゃないかと睨んでいる。

まぁ、よしとしようじゃないか。

この日はインドの祝日で、空港では華やかなセレモニーが行われていた。この警備さん、銃持ってますね＾＾；

嵐はこのあと収まり、町へと戻った。

お祈りへ向かう女性を見かけ　潤いをいただき

走り歌い遊び回る子供に　元気をもらって

改めて、良いスタートとなった気がします。

Om shanti

meeee