夕日と　シバナンダヨガ

2016/04/04 更新

ナマステ〜

二十四節気「清明（せいめい）」の頃です。

天気はもごもごしたものの　”明らかに清らか”な、春がきたようです。

見えた青空、サクラと共に、うれしくて。

ハルが来た〜　暖かいハルが来た〜　ここに来た〜 ららら〜

雨も止んだ午後　15:45頃

体が動かしたくなって、夕ご飯までもちょっぴり時間があるので

自分にヨガのレッスン受けたくなったが、今からスタジオ受講は無理だから

DVDを探してみた。。

発見！「シバナンダ・ヨガ」

数年前、南インドのシバナンダアシュラムにて　一ヶ月みっちりやってたヨガ

懐かしくよみがえり、青空見えたうれしさ共に　一人久々チャレンジしてみました！

Om〜

マントラから　呼吸法（片鼻呼吸とカパラパティ）

足上げトレーニング　　太陽礼拝　左右×６

で、ここから

シルシャアーサナ頭立ちのポーズ（頭頂）

→　サランバサルバンガアサナ方立ちのポーズ（首）　ハラアサナ鋤のポーズ

→　マツヤアサナ魚のポーズ（胸）

→　パスチモッターナ長座前屈ポーズ（腹）

→　ブジャンガアサナ　コブラのポーズ　（腰）

→　シャラバアサナ　バッタのポーズ　（脚）

→　ダヌラアサナ　弓のポーズ　（反り）

→　アルダマツェンドラアサナ　捻るポーズ

→　カカアサナ　カラスのポーズ　（バランス）！！！

→　パーダハスタアサナ立位前屈　（ハムストリング）

→　トリコナアサナ　三角のポーズ　（体側）

と、以上のポーズをキープ時間長めにやっていくのだが

うれしいことに　１つのポーズごとに　シャバアサナがちゃんと入るのだ◎！

染みわたる〜◎　そして思い出す。

数年前　初めて入った　南インドのシバナンダヨガアシュラム

初めのポーズが　”シルシャアサナ”（ヘッド・スタンド　頭立ち）！！

・・・度肝抜いたが、気の集まるチャクラの順番で　頭頂から始まると知る。

（来るんじゃなかったシバナンダ、ほんのちょびっと思ってしまったほど。）

それは　日本でいっぱい練習しても、怖かったできないポーズ。

すっきり頭で立つ姿は、とてもカッコよく憧れたのだけれど

何度練習しても、壁から離れるのが怖かった。信じきれない心の壁があった。

まるで、補助輪自転車・練習中の怖がりおチビちゃんが

南インドの虫のいる生暖かいホールで　おばちゃんがホウキで掃除する音の中

いきなり補助輪取られて「走ってみなさいよ〜◎」と言われたように・・

うぅぅ

ちなみにそのときのポーズ完成生徒さん、４割程度だったかな。

うぅぅぅ、周りのみんな頑張っては転んでる。

・・もうやるしかなかった。汗。

・・・・・

・・・やってみた。

首腰、痛めないように、やり続けてみた。

そうしたら、３日目には、脚が床から上がるようになった。

「！！！！」

この清々しい驚き。　え？わたしできたのね？

それからは嬉しさと自信が支えてくれる。こういうときって明るくなるんだね。

「出来ない」それは小さい自分の思い込み。

「より良い環境」それも狭い自分の思い込み。

何も言わない　自然の法則に教えられる

土の中の種が、必ず太陽に向かい芽を出すこと。

しっかり根を張り、上に上にと幹が伸び　解放するように枝葉を伸ばしてゆき

酸素を与え、実をつけて　静かに循環し続ける　一本の木が先生だ。

木が集まれば、山となり

風を生み、雨が降り、水を与え　光と影で土壌は肥えて、動物が住む。

それで私は生きている。太陽が昇らなくなったら、地球は死んでしまうだろう。

今ある自分に感謝をする、ここにつくれる楽園の話

あぁ、止まらなくなりそうだ笑

じーんと、体を味わえる瞬間。まるで嫌な部分の自分が溶けてなくなるようだ。

これだから　ヨガ大好きだ！　バカみたいに大好きだ。

最後にもマントラ。懐かしいっ。

師に頭を下げて、静寂に包まれていた。

気づけば　18:00 少し前。日が長くなってきたんだね。

やらなきゃいけないことがいっぱいあるけれど、しょぼくれることもあるけれど

気持ちはとても穏やかだ。

この気持ちがあれば、大丈夫。みなさんにも届くといいな。

Om shanti

meeee